校長あいさつ
北海道札幌あいの里高等支援学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
平成28年、職業学科と普通科を併せて設置する全道で初めての知的障がいのある生徒の高等支援学校として、地域はもとより、全道からの熱い期待のもとに開校しました。
本校は、本年度、開校10年目を迎えます。この10年を顧みますと開校当時から地域との関係を大切にしてきた本校が、新型コロナウイルス感染症の感染予防の対策から人との関わりを避けなければならず、教育課程や教育内容の変更を余儀なくされた時期がありました。世の中がやっと以前に近い状況に戻った今、本年度、開校10年を記念する様々な取組を生徒主体として取り組もうと考えております。 生徒・保護者そして教職員・地域の方々と共に開校10周年をお祝いしたいと思います。
さて、「生徒が主役の学校づくり」に向けて、本校の本年度の重点目標を「生徒は学びの主体」「地域と共に歩む」といたしました。これら2つの目標には、「生徒が、授業が分かり、学習活動に参加している実感・達成感を持ちながら、充実した時間を過ごしつつ、生きる力を身に付ける」「地域の人たちが生徒をコミュニティの一員として認め、生徒一人一人が地域のメンバーであることを実感できる教育活動を行う」ことを目指し、歩を進めたいと思います。
本年度、全校生徒は、181名となります。大きな集団をつくれることができるのが本校のメリットです。生徒たちは、クラス・学年の仲間、学科や委員会、部活動等、学年を超えた仲間等、多様な他者との関係の中で自己効力感を育み、また、社会との関係の中で役割を果たし、豊かに生活を送るために必要な力を学校生活で身に付けていきます。
「未来」「チャレンジ」「感謝」
Go for your dream.『夢のために、ベストを尽くす』~今の自分を超え、より高みをめざそう
生徒たちが未来に向かい、夢に向かい、希望を持ち、チャレンジできるよう、教職員は、生徒の夢や希望に寄り添い、その実現に向け共に歩み、支えていきたいと考えております。
どうぞ、今後とも皆さんのご理解とお力添えをよろしくお願いいたします。
北海道札幌あいの里高等支援学校長 今 井 章 文
本校では、校訓「未来 チャレンジ 感謝」を礎とし、学校教育目標を達成するために、「職員行動指針」と「生徒行動指針」を策定しています。
「職員行動指針」には、公教育に携わる者としての社会的責務を自覚し、法令遵守はもとより、基本的人権を尊重し、誠実かつ公正に職務を遂行し、高い倫理性を持ち社会良識に則って行動することを定め、「生徒行動指針」には、北海道の高校生にふさわしい心構え、行動力、表現力として、将来的にしっかりと自立した社会人となるための基本的な態度を定めました。
- 北海道札幌あいの里高等支援学校職員行動指針(PDFファイル)
- 北海道札幌あいの里高等支援学校生徒行動指針(PDFファイル)
※クリックするとダウンロードが始まります。