校長あいさつ

    北海道札幌あいの里高等支援学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

   本校は、平成28年に職業学科と普通科を併せて設置する全道で初めての知的障がいのある生徒の高等支援学校として、地域はもとより、全道からの熱い期待のもとに開校し、本年度で9年目を迎える学校です。 

 開校以来、校訓は「未来」「チャレンジ」「感謝」。学校教育目標を「Go for your dream 『夢のために、ベストを尽くす』~今の自分を超え、より高みをめざそう~」として、来し方を振り返ること、足下を見つめることを大切にしながら、未来に向かい、夢に向かい、希望を持ち、チャレンジする生徒であり、職員であり、学校でありたいと願っています。

 本年度は、学校教育目標を受け、3つの重点教育目標を定めました。

○  学習評価の充実…生徒の得意なこと苦手なことを踏まえ、実践に生かす評価を行う。

○  コミュニティ・スクールの仕組みを活用し、地域協働、地域貢献、地域創生等への取組を充実する。

○  生徒が自ら主体的に学び、課題を適切に解決できる力の育成…「総合的な探究の時間」等を充実する。

 これら3つの重点教育目標の達成のため、生徒の学びの特性に応じた関わり、指導、授業の在り方を教職員の共感と協働をもとに改善・充実していきたいと考えております。

 本年度、全校生徒は、193名となり、全道の高等支援学校では最も大きな学校です。各学年、60名以上の生徒が在籍します。大きな集団が持つよさがあります。また、大きな集団だからこそ学べること、体験できることもあります。それらのことを深く考え、本校でしかできない教育活動を創造していくことは、生徒にとっての大きなメリットです。生徒はその中で新たな自分を見付けたり、気付かなかった自分の力を知り、その力発揮したりして、今後、豊かに生活を送るために必要な力を学校生活で身に付けてほしいと願っております。

 前任の伊藤校長先生がホームページの挨拶に書かれていた「札幌あいの里高等支援学校では、私たち職員が前向きでいたいと思いますし、生徒の前向きを支援し応援する学校であり続けるため、努力を続けたいと思います。」と言う言葉。学校を引き継ぐに当たり、とても共感いたしました。この思いを継承し、生徒に関わる全ての教職員、保護者の皆様、地域の皆様方と一緒に学校を運営していきたいと思います。

どうぞ、今後とも皆さんのご理解とお力添えをよろしくお願いいたします。

                    


                 

           

本校では、校訓「未来 チャレンジ 感謝」を礎とし、学校教育目標を達成するために、「職員行動指針」と「生徒行動指針」を策定しています。

「職員行動指針」には、公教育に携わる者としての社会的責務を自覚し、法令遵守はもとより、基本的人権を尊重し、誠実かつ公正に職務を遂行し、高い倫理性を持ち社会良識に則って行動することを定め、「生徒行動指針」には、北海道の高校生にふさわしい心構え、行動力、表現力として、将来的にしっかりと自立した社会人となるための基本的な態度を定めました。

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